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船出の絵画
一点物 創作 原画 「深海の額縁とメンダコ」心を込めて拘り真剣に描いた作品です。個人的にメンダコの魅力は耳と皮膚にあると考えています。皮膚のシワシワした質感、透明感、柔らかさ、色の可愛さ、ここの表現に拘っていてちょっと何時間描き込んでいたかわからないです。気がすむのに少なくとも5時間は使ったと思うのですが、それ以上先は時間をよく見てなかったです。細かく分厚く塗り込まれた色は鮮やかで深みがあります。それでも、何か全力を出せた気がしなくて背景の抽象的な海藻を沢山描いたり、深海の微生物をイメージした細かい光の点をつけたりしていました。でもまだ、何か足りない…市販の額縁(フォトフレーム)がシンプル過ぎるからこの絵に合わせてカスタムしようとなりました。定着材のプライマーを塗り、アクリル絵の具とメタルブラックを使って深海と蛸の墨をイメージしたカラーにしました。写真では色飛びしてしまって細かな色の変化がわかりにくいですが黒に近い青が綺麗で、ランダムな塗りが額まで全て絵画になったような作品です。額縁には、良質なニスを重ね塗りしていてウルウルとした艶のある質感です。この作品の原画を生で見た人には、「ぞわっとする！部屋に飾ると植物が1.5倍成長しそうなくらい、何か生命力みたいなものを感じる。明るく生き生きしている」と言わました。メンダコを描くのに使用してるメイン画材は、サクラクレパスです。私の個性を一番引き出してくれる画材です。背景には、色鉛筆やパステル等も少し使っています。メインで使用しているサクラクレパスとは、サクラクレパスの登録商標です。1925年(大正14年)に生まれ、日本初の洋画材料としてはただひとつのものであり、サクラクレパスが研究開発した世界に誇る描画材料です(クレヨンとは違います。)厚塗りが出来て発色が良く色を重ねても濁りません。絵の具や色鉛筆でも無い質感の個性派画材だと考えています。紙は白では無く、黒色のものを愛用しています。日本の壁は白いものが多いので飾ると黒の絵は存在感が有り、お部屋の雰囲気も引き締まった印象にしてくれます。窓のように外の空間が切り取られてるような感じもします。用紙サイズ 約縦18㎝横18㎝フレーム含むサイズ 約縦20㎝横20㎝厚さ1.5㎝くらいです。手作りの品にご理解いただける方のみお願いします。
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